2016年04月26日

人生初めての人間ドック

明日4/27は、まろんの人生はじめての人間ドックの
日なのです。

まろんも42歳にもなりますので、何度かは人間ドックを
受けていても不思議ではないのですが、まろんの
短い職歴だと、そもそも健康診断の機会も、それに
有給休暇もない段階で退職したりしていますので、
人間ドックなんて夢のまた夢、のようなものでした。

まあ、人間ドック自体ある一定の年齢以降ということ
らしいので、今までに受けたことがあったとしても、
数度かもしれないのですが、、、。

ということで、明日は人生初めてのバリュームを
飲むことになります。
以前はバリュームといえば苦痛以外のなにもの
でもなかったようなのですが、最近は美味しい?
という噂もあるので、まあ、とりあえず人生初めて
の経験ということで、色々と楽しく?体験してきたい
と思います。
posted by まろん at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月17日

医療過誤~完結編 結論③~(新)

※この記事は、「医療過誤~第8章 結論②~」の続きです。


さて、前回医療過誤によって患者側が負担する経済的な
問題について、まろんは学生時代に、医療自体が国家による
大規模な干渉と支援の下で行われるものである以上、
医療過誤によって生じた損害については、一次的に国家が
そのすべてを救済するのが、最も正当であるという結論を
導きだしたことを書きました。

しかし、ここには次のような様々な問題が提起されます。
①医療過誤から発生する医療費を、限りある国家
予算から税金によって負担することになるが、それが
現実論として、妥当なのかどうか?
それはつまり医療過誤は、あくまでも医療機関ないしは
医師の過失に基づく以上、特に私立の病院の場合に、
それを国家が負担するとは妥当なのか?
仮に私立と公立国立を区別するとして、そのような区別が
妥当なのか?
②国家が一次的に救済するとはいえ、その後本来
責任を負うべき病院や医師に、負担分を請求するが、
その手続きなどに要する費用は、あまりにも甚大に
なるという問題を如何にクリアにするか?
③発生する医療過誤の中でも、救済するものと
救済しないものを線引きしなければならないが、
その線引きを如何にするのか?
④救済するとはいっても、そもそもその金額を
どのようにして算定するのか?
⑤そもそも医療過誤であったかどうかを如何に判定するのか?

さて、現在において、医療過誤が発生した場合に、
国家システム上どのような対策がとられているかというと、
国家による医療費の負担ということになりますが、
これは健康保険などの社会保障・保険制度を活用することで、
もちろん健康保険加入者に限定されますが、医療費の7割が
社会保険から支払われますので、医療費の負担はある程度
軽減されています。
ただ、これについては加入者だけであることと、
保険の適用の可否についての社会保険庁による審査が
必要であり、難病については保険の適用除外が多いため、
必ずしも満足できる制度になっているとはいえません。
また、そもそも保険料を支払っている人が対象となる以上、
国家による支援というよりは、あくまでも自分で支払ったものを
自分で受け取るという保険に過ぎないともいえます。

ちなみに、ここで医療過誤が発生した場合に限り、未加入者で
あっても、社会保障の一環として医療費を補助するというのは
ひとつの解決策にはなりますが、保険を支払っている人と
支払っていない人を同じ扱いにしていいのかという疑問が発生します。


さて、このように見てくると、この問題がかなり難しく、
結論を導くのが非常に厳しいものであることは明白ですが、
その中で結論を導くとすると、「賠償責任保険」の導入
というのが、最も妥当ではないかとまろんは考えます。

「賠償責任保険」とは、故意や重過失によるのではない
過失によって引き起こされた医療事故、医療過誤については、
医療機関または医師が積み立てた保険料によって、
患者側の経済的な損害を補填することにより、患者側の
経済的な問題を解決するものです。
これは、医療行為を提供する医療機関または医師自身が
保険料を積み立てるという点で、今ある社会保険制度とは
異なります。

この制度のメリットは、患者側は医療過誤が発生した場合に
発生する経済的な損害を軽減することができる一方で、
医師側も故意や重過失を犯さない限りは、保険によって
損害が補填されるため、安心して医療行為を提供することができ、
仮に医療過誤を起こしたとしても、それによって被る精神的、
経済的な負担を軽減することができます。
また医療過誤を警戒して、二の足を踏んでいた高度の医療行為を
提供しやすくなるため、重い病で苦しむ患者側にも高度の
医療行為を受けることができるということにもなります。

この制度のデメリットは、医療機関または医師が保険料を
負担しなければならない根拠が非常にネガティブである点、
保険制度があることで、医師側が過失への危機感が
薄れてしまうのではないか?いうことなどがあげられます。


最後に、まろんが何故この制度を推奨するのかについて
書いてみたいと思います。
まろんの考え方の基礎には、まず今起こっている問題や
課題を詳細に検証し、(「過去」をしっかりと見つめ)
最悪の結果を想定しながら、
仮にその悪い結果が発生したとしても、その結果からどのように
よりよい方向に改善、改良できるか?(より良い「未来」を描き)
そのために、どのような対策をたてることができるか?
(「現在」できることを明確にする)
ということを念頭において、問題や課題をよく観察し、考え、
答えを導いていくということにあります。

医療過誤が不可避的に発生してしまう現実がある中で、
健康保険などの社会保険制度が確立されている以上、
患者側にこれ以上の負担を強いることはできない。
そうであれば、基本的に危険と隣り合わせにある医療行為を
提供する医療機関、医師側が保険料を負担し、不可避な
医療過誤に備える「賠償責任保険」こそが
今考えられる最適な制度設計になるのです。
もちろん、そこに国家や地方公共団体がしっかりと支援や
補助をして、社会全体として医療過誤によって発生する
損害を負担していくという姿勢も加算しなければならないでしょう。

ちなみに、近年医療過誤訴訟の増加に伴い、
訴訟国家であり医療過誤訴訟の本場であるアメリカから、
この制度が導入され、現在多くの医療機関や医師側が
この制度に加入しはじめているということです。
私が学生時代の頃は、ちょうどこの制度がわが国に
導入され始めたぐらいでしたが、着実に定着しつつ
あるのかもしれません。

少しでも多くの医療過誤がなくなり、少しでも多くの被害が
低減されることを祈りながら、結語としたいと思います。
posted by まろん at 06:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月16日

医療過誤~第8章 結論②~(新)

※この記事は、「医療過誤~第7章 結論①~」の続編です。


これまで、医療過誤が発生する原因と、それを解決する方法
医療過誤の法的な問題など、幅広い視野から論じてきましたが、
最後にどうしても論述しなければならないことがあります。
それは金銭的な問題です。

仮に「医療過誤~第7章 結論①~」で書いたような医師側と患者側に確固とした
信頼関係が構築されたとしても、
例えば一家の大黒柱が医療過誤によって死に至った場合、
また介護が必要となり、労働ができなくなった場合、
命はとりとめたが、今までと同様の労働ができない体となり
生活に困窮してしまった場合など、
医療過誤によって深刻な事態が発生する場合があります。
それは医師側の過失を許すとか、宥恕するとか、信認する
という感情的な問題ではなく、日々の生活を送ることさえ
難しくなる、物理的な問題ともいえます。

こうした問題が生じた場合に、実際の患者側の対処としては、
そのような事態になることを想定して加入していた保険に
よって対応するか、
国民年金、障がい年金などの国家的な支援によるか、
家族や親戚、知人友人などの私的な支援によるか、などです。
そして、このような対処が不可能な場合には、
場合によっては医療訴訟を提起して、医療機関または
医師側に対して、損害賠償を請求する場合もあります。
但し、医療訴訟は、訴訟の中でも最も困難で、また時間が
かかるものであって、患者側に通常以上の過度の負担を
強いることになる場合もあります。

ただ、いずれの方法であっても、それによって患者側の
損害というのが、過不足なく賄うことができるかといえば、
そうではなく、よほどの裕福な経済状況になければ、
経済的な問題は依然として残り続けます。
特に介護が必要となった場合は、1~2億円以上の負担が
発生しますので、かなり厳しいものなのは事実です。

このような現実を鑑みた上で、まろんが学生時代に導いた結論は、
医療自体が国家による大規模な干渉と支援の下で
行われるものである以上、医療過誤によって生じた損害については、
一次的に国家がそのすべてを救済するのが、最も正当であるというものでした。

※一次的に、、としているのは、最初は国家が損害を救済するが、
その後、本来責任を負うべき病院や医師に対して、
国家が代替的に負担した損害を請求し、責任の所在を
明確にすることを想定しています。

詳細は「医療過誤~完結編 結論③~」
posted by まろん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする