2020年01月18日

台湾総統選の背景で何があったか、、、

先週末の1/11に台湾総統選があり、
民主進歩党(略称、民進党)が圧倒的な
得票数で総統選、立法委員に勝利し、
そのことはまろんブログでも書きました


それから1週間が経過しましたが、
その圧倒的な勝利の背景には、
1.民進党の勝利を妨げるための
中国共産党による戦慄するような謀略があり、
2.その一方で民進党を勝利に導き、
民主主義を死守し、
中国共産党の関与を拒否する
若者を中心とした民主主義を体現する動きが
あったことが明らかになってきています。

ちなみに、まろんは台湾総統選の翌日に
インターネットを中心とした「裏の世界」
の情報によって、その一部は把握していました

さて、では前述の1.2.というのは
いったいどういうものだったのか?

1.については、毎日のようにテレビ、新聞
など既得権益に拘泥した「表の世界」から
届けられる情報を見ていれば、すぐに理解
いただけると思いますが、
我が国も同様の謀略に晒されているのと同様に、
中国共産党による台湾メディアの支配が
加速度的に進み、選挙期間中はメディア、
特にテレビの広告枠がすべて抑えられ、
民進党と対峙する国民党のCMだけが
延々と流されたということのようです。

つまりテレビでは民進党のCMは一切?
流されなかったということです

この謀略による効果は一定程度得られ、
国民党の総統候補は500万票もの得票を
得たということで、通常であれば、
国民党が勝利、もしくは相当な接戦に
持ち込まれるはずでした。

ちなみに、昨年末にオーストラリアで逮捕された
中国共産党のスパイは、台湾総統選に関する
謀略について自白していて、
それが総統選に大きな影響を与え、
民進党への支持を向上させることになったのですが、
総統選投票日間近にこのスパイを利用した、
新たな謀略を企てられていたことも明らかになっています。

その内容は、このスパイは中国共産党の謀略として、
国民党の支持を増やすために活動していたわけですが、
本当は民進党の謀略により、国民党を貶めるために、
自分は敢えてオーストラリアで逮捕され、
自白したのだという話のすり替えを行おうとしたと
いうことです

さて、こういう中国共産党と国民党による
謀略が盛んになる中で、民進党が危機的な
状況に陥るわけですが、この深刻な事態を
ひっくり返し、民進党の歴史的な勝利を
導いたのは、若者たちが自らを犠牲にしてでも、
投票に行き、一票を投じたからです

そして、その背景には昨年6月からはじまった
香港情勢の影響が色濃く映り込んでいます

台湾では自らの故郷?でしか投票を行うことが
できないという選挙制度になっていますが、
台湾の若者の多くは故郷を離れ、
都心の大学や会社、場合によっては海外などで
生活をしています。

そして、2020/1/11という時期は、台湾では
投票権を持つ若者、例えば学生などは
期末試験前ということもあり、簡単には
故郷に帰って投票をするということはできません。
もちろん経済的な理由もあるでしょう。

しかし今回ばかりは違う、ということで、
若者たちは大挙して、故郷へ帰り、
貴重な一票を投じたのでした。
人によっては海外からも帰台し、投票したと
いうこともあったようです。

まさに選挙に明日の台湾をかけての、
真摯なる戦いということです

そして、その結果として大幅な投票率の
向上となるとともに、
民進党の歴史的な得票数と、得票率と
なったのです。

まさに民主主義が謀略を打ち破った、
世界的にみても大きな大きな一日だったのです

ただ、未来永劫台湾の民主主義が保たれることが
確約されたわけでは決してありません。
台湾を守る=我が国の民主主義を守る、
そして我が国の安全保障の要諦の一つである
台湾を守るためには、今後の日台の連携、
協力が必要不可欠であり、より深めていくことが重要です

まろんも機会をとらえて、台湾に行って、
わずかばかりでも日台関係の深化に寄与します
posted by まろん at 22:25| 東京 ☀| Comment(0) | 「まろん」の知恵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする